本記事は瑞井が過去に書いていた小説のアーカイブです。
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鴨川シーワールド
水族館と言えばこれ!というもので個人的に1位に何年も居座ってるもの、それは!ショー!なんと、ここ鴨川シーワールドは日本で唯一シャチのショーをやっている。
ショーの時間を事前に調べて来ていたので、ちょうどよい時間だ。しばらく都会にいたのでそれなりに歩くスピードは速くなってきたと思う。なるほど、人間ってやっぱり訓練すれば人間を超えられるんだ!(意味不明)
ショーの会場となるでっかい水塊に来た。さすが、有名なだけあって開始5分前はもう満席だ。
ひな壇上になっている座席の一番上の通路で立ち見するか。
房総半島の太平洋側で、千葉市からは結構な距離にも関わらずこんなにも多くの人が訪れているということには、もの凄く驚いた。(ショーの様子は割愛)
迫力があるショーで、感激した。水しぶきが凄くてちょっとびっくりした。あぁ、あの水、かかりたかったなぁ。と、感想を思い浮かべるがあまりの迫力に小学生並みの感想しか思い浮かばない。
再び館内に戻る。なんとここには、800種類、11000匹の生き物がいる。
なんなら、人よりも多い。
この敷地を全部回ろうとすると、一日は必要だと思う。
水族館で何の生き物が好きかと聞かれたら、俺はこう即答する、「海亀。」と。
理由は単純。硬い甲羅で守られているからだ。ドラえ〇んで『でんでんハウス』とかいうのがあったが、あんな感じの己を守れるものが欲しい。籠れる場所が欲しかったのだ、昔から。
おっと、変な空気になってしまった。失敬。
しばらく歩いていると、一時期人気になったチンアナゴが居た。オレンジ色の方がニシキアナゴで、白っぽいのがチンアナゴ。良く勘違いされて逆に覚えている人がいる。色のインパクトのせいだろうか。 もっとも、人間はインパクトが強い方を覚えてしまう傾向がある。いろんな色が並んでいると自然に赤色を見てしまうし。
こういった、全く別の視点から見てみるのも面白い。なんだか博識になった気がしてくる。
そうこうして、外に出てくると雨が降っていた。ここ最近は降っていなかったのでまさに《恵みの雨》だ。明日以降の目的地を考えていなかった。さてどこに行こうか。千葉は広い、なんなら東京よりも広くて大きい。「さて、ホテルに行ってブログ書くか。」
そっと一言呟き俺は足を踏み出した。
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