【廃墟紹介】県営魚切ダム管理宿舎【ミニレポ】

瑞井ツーリング日記
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今回は広島市佐伯区にある廃墟。

情報が一つしか見当たらず本当であるかは定かではないが、県営魚切ダム管理宿舎といって、近くにある魚切ダムの職員が住んでいたらしい。
参考サイト 広島 -陽のあたらない所- (魚切ダム 広島市佐伯区五日市町)

正面1階にある窓ガラス、昇降口などに張られている不届きものの侵入を拒むためであろうベニヤ板のバリケードは、無残にも剥がれ落ちていた。
侵入者が破壊したのだろうか。であれば、そこを壊す労力を使わなくとも、画像の通り横は筒抜けだから、そっちから入ればいいだろうに。(いずれにせよ不法侵入であることに違いなく違法行為であるが)

建物裏側も1階と2階の窓にベニヤ板が打ち付けられており、正面と同じくらいの経年劣化をしていた。が、こちらは破られていたりせず、バリケードとしての体裁を保っていた。

魚切ダムまで9km(旧道を使用。自家用車でおよそ30分ほど)ほど離れているが、ダム周辺は山中で不便であり、かつて日本一の人口であった五日市町が近く便利であることがこの場所に建てられた理由ではないかと私は考えている。

余談であるが、日本一人口が多い町であった五日市町は、1984年に広島市に合併され消滅。佐伯区五日市となり今に至る。

しかしGoogleマップを見ていると未だに”五日市町上河内”など、旧五日市町中心部(現 五日市)から外れた場所には”五日市町”の名前がある地区が残っている。

  • 行政手続に詳しくないので分からないが、地名変更の手続きが面倒なのだろうか。
  • 地域住民が五日市町に愛着があり変えていないのだろうか。
  • wikipediaに合併推進派と単独市制派の対立、推進派の強行採決による不信任決議などがあったと書かれているので、単独市制派が多かった地区が”五日市町”を使い続けているのだろうか。

など、いろいろと予想をして調べたが、真相は不明。
もし読者の中に真相をご存知の方がいたらコメントに書いてもらえると嬉しい。

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