前回の終わりでセンタースタンドを使った状態で前輪後輪共に着地してしまったので、今回はその対策です。
対策方法を考える
カブ50と110のパーツカタログを見比べて、必要なパーツを確認しました。
結果、センタースタンド本体は専用、それ以外のシャフトやカラー、ブッシュなどは共通である事が分かったので、センタースタンド本体を発注しました。
センタースタンドを交換する
まずは車体をサイドスタンドで立たせます。
スプリングフックを使ってスタンドのスプリングを外し、車体右側のボルトを外します。
カラーが入っているので失くさないように注意しましょう
そしてシャフトを引き抜いていきます。
このとき、ブレーキペダルのブレーキスイッチに繋がっているスプリングを外しておいたほうが良いです。
シャフトが若干固着していましたが、私の場合はシャフトを1回転動かしてあげたら外れました。
引き抜いたシャフトはグリスが固まったものだと思われる黒い汚れが付いていたので、パーツクリーナーで落としていきます
若干は汚れが落ちました。
まだまだ汚いですが、このままセンタースタンドを取り付けたいので(フラグ)、ここでやめます
右がカブ110の純正サイドスタンドです。
110のほうがシャフトが通る部分が高い位置にあるので、長いことが分かります。
では次に取り外したスタンドに付いているゴムブッシュを外し、カブ110のスタンドに移植、、、
しようとしたら、劣化で硬化していて千切れてしまいました。
今日中のスタンド移植が出来なくなりました(フラグ回収完了)
仕方ないのでこのゴムブッシュも新品を注文します。
1週間は作業ができないことが確定したので、先ほど汚れを落としきれなかったシャフトを洗剤に漬けて綺麗にしていきます。
洗剤に漬けながらナイロンたわしで磨くと、かなり汚れが落ちました。
時間があるので、取り外したカラーやスプリングなども洗浄し、ここまできれいになりました。
そうして、ようやくゴムブッシュが届いたので、作業再開です。
ゴムブッシュを新品センタースタンドに、取り付けます
パーツクリーナーで滑りを良くしてから入れるのが楽です
外したときと逆の手順で取り付けます。
このとき、シャフトにはたっぷりとグリスを塗ってあげましょう。固着を防ぎ、スタンドの動きを滑らかにしてくれます。
そして、センタースタンドを立てると、、、
無事に後輪が浮いてくれました!
ついでにサイドスタンドのグリスアップもしたので、センタースタンドもサイドスタンドもヌルヌル動いて快適です。
おまけ 買ってよかった工具
今回の作業で、スプリングの取り付けがかなり大変ということで、HOZANのC-141というバネ入れ専用工具を使いました。
この工具がめちゃくちゃ便利で、凄く簡単にスプリングを入れることが出来ました。
価格も1000円ちょっとなので、かなりオススメです。
使い方などはナナカンパニーさんの動画が分かりやすいと思います
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